皆様

　新年あけましておめでとうございます。旧年中は、皆様のご支援とご協力により、ガボスイミングスクールの運営を無事に進めることができましたこと、心より感謝申し上げます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

　スイミングスクール業界では学校水泳授業の廃止が問題として挙がっています。すでに施設の老朽化や指導者の不足により学校での水泳授業ができなくなっている地域があるそうです。学校での水泳授業がなくなると成績に影響しないので、スイミングスクールに通わなくてもよいという考え方の保護者がおられるそうです。

　スイミングは心肺機能や自律神経の能力を高めるため効果があり、子どもの成長のためには最適なスポーツの一つです。また、よりうまく泳げるように努力することが子どもたちの向上心を育てます。練習・努力を続ける事で集中力や持続する習慣を身に着けることができます。達成することの喜びを経験することはチャレンジする心を養うと思います。 これらを通して醸成される人格は青年期や大人になってからも高いモチベーションを持ち続ける自主性や継続して物事に取り組む持続性を養うと考えています。東大生の習い事Ｎｏ．１がスイミングであることもこれらの裏付けとなるのではないでしょうか。誰かに評価されるためにスイミングをするのではない、自分や子どもの心身を高めるのだという意識を持ってほしいものです。

　一方、シニアスイミングでは体を動かすことの喜びを味わいます。また課題を克服する喜びや達成できない悔しさを味わうことがモチベーションに繋がります。向上するための気持ちや達成したい目標を持ち続けることが豊かな人生の味付けになると思います。

本年も様々なプログラムやイベントを企画し、より一層の満足を提供できるよう努めてまいります、どうぞご期待ください。

代表　木村　顕治