ゲロゲロ通信
GEROGERO
2020.08.05
その他
着衣水泳のお話
グリーンマーリン2級以上のジュニアを対象に着衣水泳の指導を行っています
日本では減少傾向にあるものの年間600~700名の方たちが水の事故により命を落としています。このうち水着で遊泳中の溺死者は令和元年度で全体695名中47名(6.8%)でした。
その他サーフィンやダイビングを除く599名の方は服を着たままの状態で溺れてしまっています。また、これらの方の多くは泳げる方たちであったと報告されています。普段泳げる方も、不意に水に落ちることによるパニックで泳げなくなることもありますし、着衣の状態では想像以上に泳ぎにくい(動きにくい)ものです。
ガボの着衣水泳の指導内容は・・・
① 水中に落ちてもむやみに泳がないで元の場所に戻ることが最優先であり、大切であることを伝える
② 上級者でも着衣の状態では自由に体が動かないことを体感する
③ 余分な体力を使わず落ちた場所まで戻れる泳ぎを体感し身につけさせる
④ 元の場所に戻ることができないときは『UITEMATE(浮いて待て)』
次回の着衣水泳指導は9月8日(火)~14日(月)です。ガボのTシャツを使用しますので、濡れたTシャツを入れる袋とシャツの着替えをご持参ください。
この夏は学校プールも開催されず、涼を求めてお子さまと水辺に出かけるご家庭も多いかと思います。コロナウィルス感染症の拡大を受け、密になりにくい自然の遊び場に出かけられることもあるでしょう。危険な場所を把握し近づかせない、子どもたちだけで遊ばせない、ライフジャケットの着用など安全に留意して計画をたて、子どもたちに楽しい夏を体験させてあげてください!