ゲロゲロ通信
GEROGERO
2020.04.06
ポイントレッスン
「じてんしゃこぎ」のはなし
ヘルパーをつけてコーチの手からはなれ、プールの中を散歩する。みんなにこにこ笑いながら楽しそうです。
最初は泣きながら通っていた小さなお子様も、1カ月もすれば25㍍×7コースの大きなプールを「じてんしゃこぎ」で
自由自在にあっちに行ったり、こっちに戻ったり。足を逆に動かすとバックもできます。また、簡単なようでなかなか
難しい方向転換もすぐにできるようになります。
ジェイエスエスのカリキュラムでは「ヘルパー法」を取り入れています。小さなお子様のクラスでは、安全を第一に認識するためにそのヘルパーをつけ、「じてんしゃこぎ」で水中歩行するところから始めます。恐怖心のあるお子様にはアームヘルパーを利用し、呼吸を確保してから立位の体位を安定させます。
万が一溺れそうになった時、手足を動かすだけでヘルパーがなくても数秒間は浮くことができるのです。その状態から自転車をこぐように足が動けば、犬かきのスタイルで呼吸をしながら前進もできます。
「じてんしゃこぎ」をたくさん練習することにより、水難事故から身を守ることができるのです。「じてんしゃこぎ」は安全のための必須カリキュラムです。