ゲロゲロ通信
GEROGERO
今年の冬も「スイミング」 体力向上や免疫力アップも期待大!シリーズ67
今年の冬も「スイミング」
体力向上や免疫力アップも期待大!

今年も寒い季節がやってきます。寒い日は大人も子どもも家にこもりがちになりやすく、体力の低下も気になるところです。また、冬は空気が乾燥しているので、体力の低下と合わせて、風邪をひきやすくなる季節でもあります。冬にスイミングをすることは、体力向上や免疫力アップなどの効果が期待できる上、風邪を引きにくい強い体づくりにも役立ちます。「水温」「水圧」「浮力」「抵抗」といった水の特性を活かして、全身運動で効果的に体力アップを目指しましょう。また、冬のスイミングは、体力向上だけでなく、集中力アップなど様々な健康効果が期待できるため、近年、お子様の習い事としてこの時期も人気が高まっています。
冬にスイミングを始めるメリットは?

スイミングの魅力は赤ちゃんから高齢者まで年齢や性別関係なく、どんな体力レベルの人でも自分のペースでできるところです。そして、温かい室内プールでのスイミングは冬でも快適で、おすすめです。
メリット①冬場の運動不足解消に好適

最近、冬にスイミングを始める人が増えています。その理由として多くの人が「寒い冬も室内プールでできるスイミングは寒さを気にせず、快適です」と答えてくれました。実はスイミングスクールでは、水温が30℃前後、室温は30~35℃ぐらいに保たれているため、快適にスイミングができるのです。
メリット②免疫力・体力向上
体温より水温は低いので、水中では体温を維持しようと体温調節機能が働き、水中の冷たい刺激によって体が免疫細胞を活性化させます。また、寒冷などの刺激により皮膚が鍛えられ、風邪にかかりにくい体を作ってくれるといわれています。実際、「冬にスイミングを始めてから風邪を引かなくなった」という声が多いのも見逃せません。
メリット③「浮力」で体への負担軽減
浮力によって体重が軽減されるため、関節や腰への負担が少なく、運動がしやすくなります。
メリット④効果的な全身運動

冬のスイミングは全身運動として非常に効果的だといわれています。水の「抵抗」を利用することで全身の筋力や持久力が向上し、「浮力」のおかげで関節への負担も少なくて済みます。冬の間に定期的にスイミングを続けることで、太りにくい体を作り、健康を維持することができるのも、 冬のスイミングの魅力かもしれません。
メリット⑤心肺機能の向上
水圧がかかることで、地上よりも効率的に呼吸筋が使われ、肺活量が増加しやすくなります。スイミングは全身を使う有酸素運動のため、心臓の機能が強化され持久力が向上するともいわれています。
メリット⑥リラックス効果もアップ
水中での運動は心身のリフレッシュ効果があり、ストレス軽減につながるといわれています。
メリット⑦集中力、やる気もアップ

スイミングは全身運動のため、脳への血流が増え、ドーパミンが分泌されることや、水中の環境で自分の動きに集中する必要があるため、集中力が高まるといわれています。また、水中では周りの刺激が少なく、呼吸をコントロールしながら泳ぐため、自然と集中状態が維持されやすいという特徴も指摘されています。
そのため、寒い冬もやる気が出たり、集中して何かに挑戦できる習慣が身につきやすいと思われます。
冬のスイミングでは寒さ対策もお忘れなく!
冬のスイミングで注意したいのは寒さ対策です。
プールに入る前や水中、スイミング後のそれぞれで「体温を逃がさない」工夫が必要です。
1、プールに入る前
体温を保つために、保温効果のある水着を使用する人もいます。また、水着の上から羽織れるバスタオルなども用意しておくといいかもしれません。
2、水中では
・水中に入ると、外より暖かく感じる人もいます。じっとしているよりも体を動かす方が体温を維持できると思います。
・定期的な休息をとってください。季節関係なく、長時間、水に浸かりすぎないことが大切です。プールサイドに上がって休息をとりましょう。プールサイドでは速乾タオルなどで素早く体を拭くことが大切です。濡れたままでいると、風邪を引きやすくなります。
3、プール後の対応
・スイミングが終わった後は、シャワーで体温をアップさせましょう。
・シャワー後はすぐに服を着て、体が冷えるのを防ぎたいものです。
・更衣室から出る際は、暖かい服装に身を包み、帽子やマフラーなども用意。しっかりと防寒してください。
・濡れた髪は体温を奪います。ドライヤーなどでしっかり乾かしてください。
上記の対策をしっかりとすることも、冬のスイミングを快適に続けることにつながります。
※これから寒さが厳しくなる季節です。家の中で閉じこもるよりは、健康のためにも快適な冬のスイミングに挑戦してみませんか。
スイミングスクールでは「冬季水泳教室」を開催しているところもあります。
