ゲロゲロ通信
GEROGERO
だるーい日もすっきり! 「大人 水中ウォーキング」シリーズ64
だるーい日もすっきり!
「大人 水中ウォーキング」
9月を前に、猛暑だった夏の疲れを感じている大人は多いようです。そして、年齢とともに姿勢や体型が崩れ、昔のように1日寝れば体力回復というわけにはいかず、体力が落ちてきたことを感じさせられたり、なんとなく、体調がすっきりしなかったり。若い時代とは異なり、大人になればなるほど「体力が気になる」という声は少なくありません。
体力アップにも姿勢改善にも重要なのが、体を動かすことです。でも、これから運動を始めようと思っても、腰や関節が痛かったり、そもそも運動が苦手だったり、中には「これまでスポーツをやっても三日坊主を繰り返してきた」という人もいます。
そんな人たちにもおすすめしたいのが「水中ウォーキング」です。「水中ウォーキング」の魅力は老若男女関係なく、泳げない人でも手軽にチャレンジできるところにあります。なのに、水中を歩くだけなのに、予想以上に効果は高く、運動不足やストレス解消にもなり、「これならずっと続けられそう」という声もたくさん聞かれます。
体がだるーく感じる日も「水中ウォーキング」ですっきり!といきませんか。
泳げない人や運動が苦手な人も注目の「大人 水中ウォーキング」
「水中ウォーキング」は水に入って歩くだけの手軽な運動なのに、メリットはいっぱいあります。まずは、その魅力に迫りましょう。
【①水の中にいるだけで気持ちいい!】
まだまだ暑い日が続いていますが、「水の中に入るだけで気持ちいい」という声は多く、リフレッシュ効果やリラックス度も高くなります。この心地よさが脳にもよい刺激となり、「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンがたくさん分泌されるようです。
【②水の特性で効果アップ】
「水中ウォーキング」は、水が持つ4つの特性を活用することで、陸上とは異なる効果を得ることができるといわれています。
《浮力》
水中に入ると「浮力」があるため腰や膝などの関節の負担が軽減されるため、陸上では腰や膝に痛みがあった人も安心して水中を歩くことができます。体重が重い人や、膝や腰に不安がある人にはとくに「水中ウォーキング」はおすすめといえます。
《水圧》
水深が増すほど強くなる水圧によって水中に立っているだけでも下肢などが圧迫され、下半身の血液が心臓に戻りやすくなり、血液の循環が促進されやすくなるそうです。血の巡りが良くなり、下半身のむくみも解消されたという声もあります。加えて、肺にも圧力がかかるので体は酸素を多く取り込もうとして、呼吸筋の働きが活性化し、心肺機能が高まるといわれています。
《抵抗》
水中を歩くと、移動する方向とは逆向きに水の抵抗があり、陸上に比べて、水中の方がより消費エネルギーが大きくなり、動き方によって抵抗の大きさも変わります。また、水の抵抗で日常使わないような筋肉も刺激することになります。このことも、ダイエット効果につながります。
《水温》
プールの水温は体温よりも低いため、身体に備わっている体温調節作用が働き、体温を上げるために熱を産生し、そのためにエネルギー代謝が活発になり、消費エネルギーもアップします。
【③水中を歩けば脂肪燃焼も期待大】
食欲の秋を前にして、肥満が気になる人もいるでしょう。「水中ウォーキング」でダイエットも可能です。水の特性を利用すれば、思ったよりも手軽に脂肪燃焼が果たせ、気がつけば、スリムになっていたという人も少なくありません。
【④無理なく続けられるのも魅力】
大人になれば、運動する機会も減り、仕事の後などは運動する体力も残っていないという声もあります。でも、「水中ウォーキング」は歩くだけ。泳げない…と乗り気じゃなかった人も「歩くだけなら続けられそう」と思った人も多いはず。実際、歩くだけなので、無理なく続けられます。「水中ウォーキング」は自分のペースでチャレンジしてください。
「大人 水中ウォーキング」のやり方や注意点は?
泳ぐのとは違い、「水中ウォーキング」は誰でもすぐにできます。
・泳ぐ前の注意点
「水中ウォーキング」は誰でもチャレンジできますが、注意したいのは、薬を服用中の人や心臓病や高血圧の病気のある人はかかりつけの医師に相談の上、「水中ウォーキング」を始めるのをおすすめします。ハードな運動でないけれど、やはり、体を動かす運動には違いないからです。
また、発熱や風邪などの症状が出ていて、体調がすぐれない場合も控えるようにしてください。
「水中ウォーキング」をはじめ全てのスポーツを行う際には満腹時や空腹時は要注意です。食後すぐはNGで、1時間ほど前に食事を済ませるようにし、少し時間をおいてから取り組むようにするといいでしょう。
夏場だけでなくいえるのは「水分補給はしっかりと」です。水の中にいるから安心ということはありません。こまめに水分補給することはお忘れなく。
・準備運動からスタート!
水に入る前に、必ずしてほしいのが準備運動です。体を慣らし、心の準備もしてください。
ウォーキングの時間の目安は?
歩くだけなので、体力はあまりいらないと思う人がいますが、「水中ウォーキング」も意外に体力を使い、疲労します。
初めから無理をし過ぎると疲労も大きいものです。最初は10分ほど、長くても15分ほど歩くことから始めませんか。水の中での動きに徐々に慣れてきたら時間を多く取るようにステップアップをしていけば、いいのではないでしょうか。
・水の中に入れば、歩いてみましょう!
歩くときに注意したいのが姿勢です。正しい姿勢で歩くことが重要です。ちゃんと歩けているかはコーチにチェックしてもらうといいかもしれません。
また、一口に歩き方といっても、歩き方にさまざまなバリエーションがあるのをご存知ですか。
基本の歩き方は、大きな歩幅を取りながら歩くようにしましょう。
水中では水の抵抗などがあり、歩きづらくなってしまいます。そこで、腕や肩を前後に振りながら、バランスを取って歩くようにします。大きな歩幅で、腕を振って歩くようにしましょう。膝を高く上げてウォーキングするのもおすすめです。
歩き方についてですが、自己流は効果も減ります。歩き方もスイミングスクールのコーチからしっかり学びましょう。
基本的な歩き方ができるようになったら、少しずつ異なる動きも組み合わせていきます。
応用編も少し紹介しましょう。
●「キックウォーク」足を蹴りだしながら歩くことです。
●「サイドウォーク」横を向きながら歩く方法です。
●「後ろウォーク」後ろ向きに進む歩き方です。
・終わった後のケアも忘れずに!
準備体操があるように、終わった後のストレッチ運動もお忘れなく。
また、しっかり体を渇かし、水分補給もしっかりしましょう。
ガボスイミングスクールでは、ジム利用可能なアクアウォーク会員のコースがあります。
身体をすっきりとさせたいなぁ、運動不足を解消したいと感じたら、水中ウォーキングを試してみてください。