ゲロゲロ通信
GEROGERO
季節の変わり目。 免疫力upにスイミングで温活を!シリーズ52
季節の変わり目。
免疫力upにスイミングで温活を!
季節の変わり目はなにかと体調を崩しやすい季節です。そんな時には、温活がおすすめです。温活と聞いて、寒い季節を思い浮かべた人もいるかもしれませんが、夏場や9月は冷房の効きすぎで、体調不良などを引き起こし、日常生活で冷えに悩まされている人は少なくありません。実は、冷えは万病のもとです。寒い季節だけでなく、今の季節も温活で、代謝や免疫力をアップさせたいものです。その温活には、スイミングが効果的です。今回は、スイミングと温活に付いて、お話させていただきます。
温活ってなに?
温活とは、低くなってしまっている体温を、体を温めて適正温度まで上げ、体調不調などの改善を図る活動のことです。健康維持には基礎体温を上げることが重要で、体温を上昇させることで体の機能を高め、健康や美容にも役立つといわれています。基礎体温が上昇することで、体の機能や免疫力が高まり、風邪などの病気にもかかりにくい体になり、さらには代謝も上がるので、肥満やむくみの改善にもつながるそうです。
体温が低くとなると、血液が冷えてしまい、血行不良を引き起こします。血行不良になると、体温調節ができず冷え性の原因となります。
体温を上げる効果はスイミングにあるの?
スイミングには「浮力」や「水圧」「抵抗」などの力が加わることで、ウォーキングやジョギングと同様に、新陳代謝の抑制や免疫力低下などにつながる冷え性の改善にも有効的といわれているからです。それは、体に負荷をかける有酸素運動によって血管が収縮と拡張を繰り返すことで、脂肪燃焼が効果的に行われ、結果体温が上昇します。同時に基礎代謝も上がるので、一過的な体温上昇ではなく、冷え性の改善にもつながるといわれています。心肺機能を向上させることにもつながり、持久力を高める効果も期待できるようです。
●水中運動ならではの利点●
利点①浮力
水の特性である「浮力」により、肩まで浸かると体重は1/10にまで減少し、陸上ではできない範囲まで体を楽に動かすことができるため、より高い運動効果をもたらしてくれます。また、陸上運動とは違った筋肉の使い方をしますので、脳への刺激が高なり、脳の活性化も同時に期待できます。
利点②水圧
水中に入ると体全体に「水圧」がかかります。この水圧が筋肉内の毛細血管を刺激して、筋肉から心臓へ血液が戻る働きをスムーズに促してくれるのは見逃せません。皮膚に対しても、常に刺激が加わるため、体温調節機能の改善も期待できます。また、血管の拡張・収縮による心肺機能や循環機能の維持などの働きも期待できます。
利点③抵抗
水の密度は空気の約 800 倍以上あるといわれ、「抵抗」があるおかげで、ゆるやかな動きにはなりますが、水中ではそのおかげで転倒しづらく、水中にいるだけで自然とからだが引き締まって来て、ダイエットにも効果があるといわれています。同時に筋肉を刺激し、陸上運動に比べ短い時間でより高い運動効果が期待できるともいわれています。
利点④水温
「水温」も見逃せない水の特性です。プールでは水温は体温より低く設定されていますので、プールに入った瞬間,冷やっとする人も少なからずいると思います。そのため、水中では体温が奪われやすくなるといわれています。体は体温を維持しようとして水中にいると体温調節機能が働きます。新陳代謝も旺盛になり、また、寒冷などの刺激により皮膚が鍛えられ、風邪にかかりにくいからだを作ってくれるともいわれています。水泳を始めてから「風邪をひかなくなった」という声が多いのもそのためです。
この秋も健康維持を兼ねて、レッツ スイミング!
冷え性になる原因には、運動不足による筋肉量の減少もあります。筋肉量が減れば、毛細血管も減り、血流が滞ることになり、冷え性につながるのだそうです。冷え性を改善するには体を温めることが大切ですが、一時的に半身浴などで温めても一過性のものになってしまいます。
その点、スイミングを続けることは、根本的な改善につながります。長く続けることが重要です。そこで、この秋もぜひ、スイミングで健康維持を図ってください。
【水中時の注意点】
長時間、水中に入るのはやめましょう。定期的に休憩を取りましょう。
休憩時でも体の不調を感じたらプールから出ましょう。
定期的に水分補給をしましょう。
プールサイドなどで走るのはNGです。転倒する危険性が高まります。
【スイミング後の注意点】
プールで歩いたり、泳いだりした後だけでなく、運動をした後のストレッチなどのクールダウンは大切です。クールダウンすることで筋肉疲労などが軽減されます。
注意点を守って、スイミングや水中ウォーキングをエンジョイしましょう!