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2024.01.30 コラム

スイミングでも言える「継続は力なり!」 〜続けることでメリットいっぱいのスイミング〜シリーズ45

スイミングでも言える「継続は力なり!」
〜続けることでメリットいっぱいのスイミング〜


4月から学年が上がったり、小学生なら中学生になったり…そんな時、スイミングをやめるきっかけの一つになりやすいといわれています。しかし、すべてにいえることですが、『長く続けること』がうまくなったり、自分の可能性を伸ばしたり、ステップアップにつながります。せっかく泳げるようになった人は、それがゴールではなく、次を目指すスタートラインに立ったようなものです。また、健康維持のために始めたなら、なおさらです。“スイミング(水泳)”というスポーツを通して、健康的な体作りを途中でやめるのはもったいない気がしませんか? 
 もっと上達し、もっと健康に、もっと美しく…それを実現するためには「継続こそ力なり!」です。


せっかくスイミングをしていたのに、
継続できなかった理由はなに?

 スイミングを継続するにあたり、逆に継続できなかった人たちの理由を聞いてみました。逆に、これからスイミングを始めようと考えている人はぜひ、参考にしていただきたいと思います。

通いやすさは?
「通うのが大変だった」という理由で辞める人もいます。どんなに良いと評判のスイミングスクールでも家や学校などからかなりの遠距離だったりすると、最初はよくてもどうしても通うのが億劫になりがちです。
 「通いやすさ」も長続きする秘訣の一つだと思います。スイミングスクールが自宅や学校から通いやすい場所にあると「継続しやすい」という声が異口同音に聞かれまました。スイミング選びの参考になりますね。

施設への満足度は?
 通うスイミングスクールへの満足度も重要です。安全に安心して通えるか、信頼できるコーチがいるのか、サポート体制などもどうかもポイントになってきます。「良いコーチがいると、ちょっと無理しても通わせる理由になります。また、通っている子どもが満足しているなら、辞めさせることはできません」という保護者の声がありました。

塾や学校との両立は?


 小学校も高学年になると中学受験を考えて塾に通いだしたり、勉強が難しくなったりで、多くの子どもたちはスイミングと勉強の両立に悩むようになる人が少なくありません。この頃「両立は難しい」と思い、スイミングスクールを辞める子どもも出てきます。
 反対に、両立に悩みながらも辞めなかった子どもに話を聞いてみました。「泳ぐのは楽しかったので、続けたいと思いました。両親とも相談し、勉強の気晴らしにもなるならと、両立を許してもらいました。勉強もしっかりするけれど、体力づくりにも、ストレス解消にも私にとってはスイミングをする方がよかったと思います。行きたかった中学校にも合格し、今も勉強とスイミングを両立させています」とは、現在、中学1年生の話です。

スイミングに飽きた?
 泳げることを目標にスイミングスクールに通っていた某小学生は1年ほどで泳げるようになり、「飽きた」という理由にスイミングを辞めることにしたといいます。
 目標設定が「泳げるようになるため」なら、確かに、泳げれば、続ける必要がないようにも思えますが、反対に目標達成後も続けている子どももたくさんいます。それは、次なる目標を立て、「もっと上達したい」と思うようになったからです。
 目標をクリアすれば終わりではなく、さらなる目標を立てればスイミングをする楽しさは増すものです。

「継続」することで
スイミングのメリットは高まる!

 スミングのメリットは本当にたくさんあります。そのため、小さな子どもから高齢者まで多くの人がスイミングを楽しんでいます。それだけに、途中で辞めて、後悔する人もいます。

全身運動で基礎体力がアップする!
 全身運動でもある有酸素運動として知られるスイミング。通常の運動の何倍もの運動量があるため、継続することで自然と基礎体力がつき、免疫力もアップします。加えて、肥満を気にする人には脂肪燃焼もしやすくなります。

風邪を引きにくい体に!


 水中にいると体温は奪われやすくなりますが、その分、体が体温を保とうと働く“体温調整力”が自然と身につきます。お陰で冬でも「風邪をひきにくくなった」という声が少なくありません。

心肺機能の向上にも注目を!
 水中では呼吸筋も鍛えられるため、心拍数が上がり、心臓機能の向上が期待できるといわれています。小児喘息で悩む子どもの症状が改善されたという声も聞かれました。

体への負担が少ないスイミング!
 水中では「浮力」が働き、陸上の約10分の1の負荷で運動することができるといわれています。そのため、体が未発達な子どもをはじめ、怪我や麻痺によるリハビリを必要とする人や、筋力が弱まった高齢者にもおすすめしたいスポーツです。そして、続けることによって、体力がつくなどメリットもたくさんあります。

期待できるリラックス効果!
 リラックス効果やストレスの軽減にもつながるといわれるスイミング。勉強に追われる子どもや日々多忙なサラリーマンや主婦などにはおすすめできるスポーツなのです。

 この他、「脳の発達」に効果があったり、「バランス感覚」が増したり、「集中力」がついたり。そのメリットはとても大きいのです。
 それだけに、せっかく、やってきたスイミングを辞めることはもしかして、いろいろな意味で大きな損失といえるでしょう。
 中途半端に終わることなく、「継続は力なり!」を実践することで、やり続ける、やり遂げるは、自信にもつながっていきます。それをスイミングでも実行してほしいものだと願わずにはいわれません。

 体調管理には十分に気をつけながら、冬のスイミングも大いにエンジョイしてくださいね。


水中時の注意点
①プールに入る前には念入りに準備体操してください。
②長時間、水中に入るのはやめましょう。定期的に休憩を取りましょう。
③休憩時はタオルなどで体の水分を拭き取っておきましょう。
④体の不調を感じたらプールから出ましょう。
⑤冬でも定期的に水分補給をしましょう。
⑥プールサイドなどで走るのはNGです。転倒する危険性が高まります。

スイミング後の注意点
プールで歩いたり、泳いだりした後だけでなく、運動をした後のストレッチなどのクールダウンは大切です。クールダウンすることで筋肉疲労などが軽減されます。
風邪対策もかね、体や髪の毛はすぐに乾かしましょう。
プール後、体を冷やさないように注意してください。

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