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2023.12.25 コラム

2024年の幕開け 正月事始めは「スイミング」がおすすめ &体にやさしい「健康レシピ」でスタート!シリーズ44

2024年の幕開け
正月事始めは「スイミング」がおすすめ
&体にやさしい「健康レシピ」でスタート!

これからの季節、注意したいのが健康管理です。年末年始は忘年会や新年会などもあり、気がつけば、「正月太り」であわてる人も少なからず、おられると思います。正月太りの原因は年末年始にどうしても食べ過ぎる、あるいは飲み過ぎることで起こります。それだけではなく、年末年始の休み中、運動不足に陥っている人も多いでしょう。それだけに、正月太りの解消には規則正しい食事に戻したり、スイミングで体を動かしたりすることをおすすめします。それに、この季節は胃腸が弱っている人もいるでしょう。邪気を払い、無病息災・健康長寿を祈る「七草粥」を食べる習慣が日本にはあります。それに、年末からお正月にかけての飲食などで疲れているかもしれない胃腸を休ませる役割もこの七草粥にはあるように思います。
 2024年の幕開けもスイミングでしっかり健康管理し、体にいい食事を心がけましょう。


正月太り解消におすすめは
ダイエット効果も期待できる「スイミング」

「正月に太ったからダイエットに励もう」と考えている人もいると思います。「食事を抜けば」とか「カロリーの少ないものだけ食べよう」と思っている人は要注意です。なぜならば、健康面から見れば、間違ったダイエットは危険すぎるからです。
 スイミングなら、ただ痩せるのではなく、泳ぐことで筋肉もつき、健康的に痩せられるという大きなメリットがあります。

スイミングの消費カロリーに注目!
 スイミングの魅力は、なんといっても地上で行う運動よりも消費カロリーが多いことです。前回のコラムでもお話しましたが、厚生労働省が出している運動強度指標「METs(メッツ)」を見てもそのことがわかります。METsとは、身体活動の強さを安静状態の時に比べて何倍のカロリー消費をしているかを数値で表したものです。たとえば、座ってじっとしている状態なら1METs、散歩なら2.5METs、ウォーキングなら3METs、スイミングでゆっくりとした平泳ぎなら5.3METs、全力で泳ぐ早いクロールなら10.0 METs。METsの数値が大きいほど運動量が多く、カロリー消費も高くなります。このMETsの数値からも、水泳は効率のいい運動であることがわかります。
 それにスイミングは泳がなくても水中にいるだけでカロリーが消費されます。地上よりも水中のカロリー消費が増えるのは、プールでは陸上よりも体感温度が低くなり、体温を維持するのに身体がエネルギーを使用するためだともいわれています。また、水泳では全身に水の抵抗を受けながら運動するため、地上で同じ運動を行うよりも消費カロリーが2~3倍になるようです。
 効率よくカロリー消費することに加えて、水の抵抗によって筋肉全般に刺激を与えながら運動できるため、全身の筋力トレーニング効果にも結びついているのが、スイミングなのです。

スイミングの予想以上の健康効果に注目!
 スイミングはダイエットだけでなく、健康効果も大いに期待できるスポーツです。というのも、水中に入ることによって基礎代謝が高まり、全身の血流促進効果も得られるためです。「肩こり」や「むくみ」などで悩んでいる人にもおすすめでき、また、水中に入ることで体温自体が上がることで免疫力もアップします。また、スイミングは循環器系にも良い影響を与えることでも知られています。水中では肺活量も向上します。加えて、水に入るだけでリラックス効果も得られるといわれています。正月太りを解消しながら、気分転換もはかることができ、健康維持にも役立ちます。

スイミングなら体の負担を軽減でき、運動もラクラク!
 水中ならではの特徴の一つが「浮力」です。スイミングでは体に浮力がかかるため、水中に入れば、陸上における足腰などにかかる負担もかなり軽減することができるのです。そのため、足腰の弱い高齢者や怪我などをしている人にもスイミングはおすすめできます。
 
スイミングなら運動苦手な人でも楽しめる点に注目!
 スイミングは自分のペースで始められ、運動が苦手なら、あるいは泳げないのなら、まずは水中ウォーキングからスタートしてもいいのです。なにがなんでも泳ぐ必要はありません。ダイエット目的なら、水中で歩くだけでも目標は達成できます。
 自分のペースで、無理なく楽しんでほしいのが、スイミングです。そのため、スイミングスクールでは、自分の体力や目的にあったコースが数多く用意されているはずです。


年末やお正月で弱った胃腸を
元気にする「健康レシピ」とは?

 1月は新年から数えて7日目に、1年間健康で過ごせるようにという無病息災の願いも込めて「七草粥」を食べる習慣が日本にはあります。この日は桃の節句などと並ぶ「五節句」のひとつ「人日の節句」だとか。また、この頃に七草をいただくというのは、冬場の青野菜が少ない時期を乗り切るための先人の知恵だともいわれています。
 ちなみに春の七草とは芹(セリ)、薺(ナズナ)、御形(ゴギョウ)、繁縷(ハコベラ)、仏座(ホトケノザ)、菘(スズナ)、蘿蔔(スズシロ)の7種。スーパーなどではこの時期「春の七草セット」を販売するところが多いですね。
 昔から薬膳効果も期待して食べられていたため、七草には胃に優しい健康効果やむくみ解消、美容効果、風邪などの予防効果、ビタミン、ミネラルなどの栄養素補給などが期待できるともいわれています。
 そんな七草粥をアレンジした「胃腸に優しく心身ともに癒される中華風七草粥」を作ってみませんか?

「胃腸に優しく心身ともに癒される中華風七草粥」


■材料(2人前)
・米1/2合、春の七草(適量。※七草がなくても大丈夫です。ない場合は大根やカブラ、人参、白菜など身近にある野菜やキノコ類で作りましょう)、水600cc〜800cc(水分量は粥の固さを考えてお好みで)、鶏ガラスープの素小さじ1/2〜1杯弱(好みで加減してください)、塩少々、片栗粉(使いたい人のみ)
・作り方
①お米に水を入れて、粥を作っておきます。塩は1つか2つかみほど入れます。
  ※あまり塩ぽくならないように注意しましょう。
②七草は適当な大きさにカットし、軽く茹でておきます。
  ※固い野菜から先に茹でていき、葉ものは最後に鍋に入れて茹でます。
③粥が炊けたら、茹でた七草を加えます。
  ※粥の固さは水分量で調節してください。水をたくさん入れれば、軟らかい粥になります。
③に鶏ガラスープの素を加えて、一煮立ちすれば、できあがりです。
とろみが欲しい人はここに溶いた片栗粉を加えましょう。

 上記は七草粥のアレンジです。通常の七草粥にするなら、③までで、鶏ガラスープは加えません。また、③にダシの素などを加えると、また、違った味わいになります。出汁と溶き卵も入れて、「七草雑炊」にして食べても美味です。ちょっとした工夫で、七草粥の楽しみが増えます。
 スイミング後の七草粥は、心も体もほっこり温まり、おすすめです。
 胃腸も整えて、2024年も元気にがんばってください。
 もちろん、2024年もスイミングで事始め。水泳は生涯を通して楽しめるスポーツです。今年もスイミングで、エンジョイ!

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