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2023.06.26 コラム

赤ちゃんとのスキンシップも図れる 「ベビースイミング」はメリットいっぱい!シリーズ38

赤ちゃんとのスキンシップも図れる
「ベビースイミング」はメリットいっぱい!


 この1月でもご紹介した「ベビースイミング」。親子で一緒にプールに入ることで、スキンシップの時間がもて、親子の絆が深まり、信頼感も高まるという声が高く、赤ちゃんの健康増進や脳の発達にもいいことがわかっています。水に親しむには最適の季節“夏”に赤ちゃんをスイミングデビューさせたいと考えている保護者も少なくありません。
 今回は「ベビースイミング」の魅力をもっと知り、また、実際に始めるために必要なものを考えてみました。


「ベビースイミング」のメリットを知ろう!

 「ベビースイミング」は文字通り、赤ちゃんが行うスイミングです。しかし、赤ちゃんなので、本格的に泳ぐというのではなく、水に慣れることが重要で、水中で保護者さんとともに楽しく遊び、簡単な運動をすることがメインです。
 前回も書いていますが、ベビースイミングを始めるには「6カ月頃からがいい」ようです。その6カ月説の目安は「首がすわっていること」が大きいといえます。というのも、首がすわっていないと、自力で顔をあげることができず、溺れてしまうことも考えられるからです。また、6カ月頃になると、腕もかなり自由に動かせるようになってきていて、水の中で、自分の意志で動けるようになるのも見逃せません。個人差もあります。6カ月になったらではなくて、ご自身の赤ちゃんにあった時期を考えましょう。わからなければ、スイミングスクールなどで相談してみてください。
 次に、多くの保護者さんが赤ちゃんの習い事として「ベビースイミング」を選ぶ理由を考えてみました。

赤ちゃんの成長や健康増進に役立つ
 「ベビースイミング」は水中の遊びや運動を通して、赤ちゃんの健康増進が期待できる点が大きいといえます。赤ちゃんだけでなく、大人に至るまでいえるのは、スイミングは魅力的な全身運動です。水中で体を動かすことは体を鍛えるだけでなく、脳の発達にもいいといわれています。また、水中では、全身の血液の働きが活性化し、新陳代謝が高まるため、体温調整機能も活発化します。「免疫力が向上し、体が丈夫になるといわれ、ベビースイミングを始めました」という保護者の方の声が少なくありません。加えて、「スイミングで、暑さや寒さに強い体が作られてきたことを実感しています。この冬は風邪も引いていません」とおっしゃるお母さんもおられました。

赤ちゃんが水を怖がらなくなった
 初めは水中に入るとビックリしていた赤ちゃんがベビースイミングを何度か体験するにつれ水への恐怖が減り、「少々、顔が水に使っても笑顔で水遊びするようになりました」という声も保護者の方からありました。ベビースイミングのおかげで、お風呂も嫌がらなくなり、学校に通うようになってからの水泳の授業でも積極的に参加する子どもになったという声もあります。

赤ちゃんの生活リズムにも変化
 ベビースイミング後は、赤ちゃんも体力を消費しているので、授乳や食事が進み、お昼寝や夜もよく眠るようになり、夜泣きしていた赤ちゃんもぐっすり眠るようになったという声もあります。スイミングを通して、赤ちゃんの生活のリズムが整っているようです。

スキンシップで親子の絆も深まる
 親御さんと赤ちゃんの絆が深まることも見逃せません。抱っこして親子で一緒にプールに入るので、スキンシップの時間が増え、赤ちゃんに安心感を与えます。また、水中で親御さんは何かと赤ちゃんの面倒をみるので、信頼感も生まれるといわれています。赤ちゃんにとってはいい経験をしながら、しっかりとパパやママの愛を感じてくれるはずです。

赤ちゃんだけでなく、パパもママもリフレッシュ!


 普段、なかなか運動する機会が少ないという親御さんや保護者さんの場合は、赤ちゃんと一緒に水中に入ることで運動不足解消につながります。とくに、お母さんの場合は「産後の運動不足解消になる」という声が聞かれました。

集団生活を通して、お友達もゲット?
 他の赤ちゃんと一緒に遊ぶ機会もでき、集団生活の第一歩をベビースイミングで体験する赤ちゃんもいます。これから幼稚園や保育園などに通わせるためにも集団生活に慣れるには絶好の機会かもしれません。また、仲良しのお友達ができるいい機会でもあります。赤ちゃんだけでなく、「ママ友ができた」というお母さんの声も聞かれました。


ベビースイミングに必要なものはなに?

 ベビースイミングを始めるにあたり「何が必要ですか」という質問がよく聞かれます。そこで、最低限、必要なものを考えてみました。

【水着は必須】
 赤ちゃんの水着はもちろんのこと、お母さんあるいはお父さんなど同行する保護者の方の水着も要ります。スイミングスクールによっては、水着やスイミングキャップを指定しているところもありますので、確認してください。
 なお、赤ちゃんの水着やスイミングキャップを選ぶ際には、身体にフィットしているものを選んであげてください。子ども服なら大きくなってからも使えるものを用意することがありますが、水着などの場合は大きめのサイズを選んでしまうと、水が入り込んで脱げてしまうことがあるので要注意です。
 水着選びに迷ったら、スイミングスクールで相談してみるのもいいでしょう。

【オムツは?】
 赤ちゃんの時期は、まだオムツが必要な子も多いでしょう。水遊び用のオムツやスイミング用スイムパンツといったものも準備しておくといいかもしれません。これらのオムツは、水中でおしっこやうんちをしても漏れださないような仕組みのものが多く、安心できます。最近は、水着とスイムパンツが一体化しているタイプのものに人気があるようです。

【タオル類も必須?】
 タオル類(バスタオルやタオルなど)は持参してください。プールから上がった後、水分を拭き取るために必要ですし、濡れた身体を冷やさないようにケアするにも役立ちます。拭いた後は、タオルで身体をくるんであげるなどして、赤ちゃんを保温してください。予備として1枚から2枚は用意しておくといいでしょう。

【水分補給は必要】
 スイミングで欠かせないのは水分補給です。赤ちゃんも例外ではありません。水中で運動すれば、水分を消費します。水やお茶など、赤ちゃんが水分補給できる飲み物を用意しておくことが大切です。


興味をもったら体験教室に参加してみますか?

 ベビースイミングに興味をもったら、あるいは、始めさせたいと思ったら、ベビースイミングの見学や体験をしてみるのも一つです。
 というのも、一口にベビースイミングといっても、スイミングスクールによって特徴が異なるからです。「百聞は一見にしかず」です。実際に足を運んでみて、実際に体験し、自分の目でみて判断することをおすすめします。また、スイミングスクールではしっかりと聞きたいことは質問しましょう。

 ところで、赤ちゃんは少々体調が悪くても自分からは言うことはできません。保護者の方が赤ちゃんの体調や体温をしっかり把握してあげてください。そして、少しでも体調の異変に気づいたら、絶対に無理はしないで、お休みしましょう。

 ベビースイミングは赤ちゃんにとっても楽しいものだと思います。しかし、泳いだ日は赤ちゃんも体力をかなり使っています。まず、水中から上がった後は、赤ちゃんにもクールダウンが必要です。そして、ゆっくり身体を休めてあげましょう。

 

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