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2023.05.29 コラム

梅雨の季節の体調管理は大丈夫ですか? 「睡眠」「食事」「運動」で 免疫力をアップさせよう!~シリーズ37

梅雨の季節の体調管理は大丈夫ですか?「睡眠」「食事」「運動」で

免疫力をアップさせよう!

 梅雨の季節が近づいています。梅雨になると、雨の日が多くなり、「気分も晴れない」という人が少なくありません。また、この時期は気温、気圧、湿度などの天気の変化もあり、自律神経が乱れ、体調不良を起こす人もいます。梅雨期も元気に過ごすためには、質のいい「睡眠」や毎日の「食事」、そして、「運動」が重要になってきます。

 今回は、梅雨の季節の体調管理について考えてみました。

梅雨の時期の「睡眠」には要注意!

 雨の日が長く続くと、「朝の目覚めが悪くなった」という声をよく聞きます。実は、梅雨の時期の不安定な天候と気温の変化が睡眠時の体温調整機能などにも影響を与えるといわれています。

 この時期、不安定な天候と気温の変化のせいで、体のダルさを感じる人も多いと思います。これは、梅雨独特のジメジメした湿気も私たちの体に影響を及ぼしているからだといえます。

 専門家によれば、通常、私たちの体は寝ている間、発汗などにより体から熱を放出し、体温が低下することで熟睡できるようになっているそうです。ところが、梅雨になると、気温や湿度などが高くなり、汗をかいてもうまく蒸発することができず、そのため寝苦しさを感じたり、夜中にしばしば起きてしまったりするとか。そして、こういう日が長く続くと、睡眠不足に陥り、心身ともに疲労し、結果、免疫力の低下にもつながってしまいます。

 そこで、質のいい睡眠を得るためには眠れる環境づくりが重要になってきます。

 聞けば、睡眠時は「寝床内の温度が33度前後、湿度は50%前後」がいいそうです。エアコンなどをうまく活用するのも快適な睡眠を取る方法の一つといえます。寝具も梅雨の時期はふとんを干せず、湿りがちになりやすいものです。熟睡するためにも、気持ちのいい寝具で寝ることも大切です。ふとん乾燥機なども活用し、寝具をこまめに替えるようにしましょう。また、汗をかきやすい時期なので、タオル地のような汗を吸収してくれるような素材を選ぶのも一つかもしれません。

梅雨を乗り切るためにはバランスのいい「食事」を!

 梅雨になると、気候のせいで体調不良になり「食欲が落ちる」という声もあります。しかし、梅雨を元気に乗り切るには「食事」もとても重要になってきます。食欲が落ちて、軽い食事ですませたり、食事を抜いたりする人もいますが。毎日の食事も健康には欠かせません。量は少なくてもまずは3食きっちり食べ、バランスのいい食事を心がけたいものです。

食欲不振の人は→おかゆやうどんなど消化の良い炭水化物を食べるのはいいのですが、加えて、内蔵の機能を回復させるためにもたんぱく質や、ビタミンB1を含む食材を一緒に摂りたいものです。濃い味や脂肪分が多いものなどは胃腸の負担が増すので、避けるようにするといいかもしれません。

疲労やストレス、だるさを感じる人は→代謝を高めるためにも、ビタミンやミネラルを積極的に摂るようにしましょう。

偏食気味の人は→まずは朝・昼・晩と3食、バランスよく食事を摂る習慣をつけましょう。質のいい食事を意識して摂りましょう。体づくりのためにも欠かせないのは、バランスのいい食事です。

梅雨にも人気の「運動」はスイミングです!

 梅雨は「運動」するのも億劫になりがち。「外でする運動は雨になると、グランドもビシャビシャで、やる気も半減します」という声もあります。また、この時期、運動だけでなく、日常生活における運動量も減ってしまう人が少なくありません。

 そんな梅雨の季節に注目したいのが、スイミングです。

 スイミングの魅力は、水中に入るので水に濡れることに対しては抵抗がなく、スイミングスクールのプールの大半は屋内なので天候にも左右されません。

 そこで、梅雨の季節にスイミングを見直す人もいます。「泳ぐことは全身運動で有酸素運動です。代謝が上がるとともに、免疫力もアップします。水中でのウォーキングも有酸素運動ですから同じような効果が期待できます」という声が異口同音に聞かれました。

 そして、スイミングをすることで、梅雨の「鬱陶しい気分やストレスなどの解消にも役立ちます」という声も少なからず、あります。

 梅雨の健康管理にも役立ちそうなのが、スイミングです。

 水中に入れば汗もスッキリ解消でき、ジメジメした気分も発散させることができます。運動不足の解消にもなりますので、スイミングを始めるには梅雨の前もいいかもしれませんね。

マナーなどを守った上でスイミングを楽しみましょう!

梅雨の時期も楽しめるスイミングですが、以下のことはお守りください。

【泳ぐ前の注意点】

①健康状態をチェックし、少しでも体調に異常があれば、プールはお休みしてください。また、睡眠不足や、疲れているときも同様です。

②空腹時や食事直後は入らないようにしましょう。

③飲酒後の水泳は絶対、NGです。

④水泳前にはトイレはすませましょう。

⑤水着や水泳帽などはきちんと着用しましょう。

⑥必ず「準備運動」を行いましょう。

⑦グループ(集団)で泳ぐ場合は、点呼(人数確認)をしましょう。

【泳ぐときの注意点】

①誰もいないところで一人では泳がず、コーチなど人がいるところで泳ぎましょう。

②長時間泳がないようにしましょう。無理せず、過信せず、適度な休憩を取りましょう。

③プールでは指導者や、監視員などの指示に従いましょう。

④プールでのマナーを守りましょう。(騒がず、人の迷惑になる行為はしないでください)

⑤グループはプールの中でも定期的に点呼(人数確認)をし、プールから上がった後にも必ず、点呼をとりましょう。

【休憩時の注意点】

①長時間泳がず、定期的に休憩を取りましょう。

②休憩時でも体の不調を感じたら、泳ぐのはやめましょう。

③定期的に水分補給をしましょう。

④タオルやシャツなどで体の保湿に務めましょう。

【スイミング後の注意点】

①プールで泳いだ後だけでなく、運動をした後のストレッチなどのクールダウンは大切です。クールダウンすることで筋肉疲労などが軽減されます。

②耳の中の水をとり、目を軽く洗い流し、うがいもしましょう。

③シャワーを浴び、着替えましょう。

 しっかりとルールを守り、安全を確保した上で、梅雨も大いにスイミングを楽しんでください。

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