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2022.07.27 コラム

暑い夏も楽しくスイミング!今こそ、習い時!シリーズ28

シリーズ 28:暑い夏も楽しくスイミング!今こそ、習い時!

 夏真っ盛り。真夏の暑い日差しを受けると、水に浸かりたくなりませんか? 夏の水泳は気持ちがよくて、楽しさが倍増します。プールに入るのが初めてでも、夏は涼しい水の中に入ってみたくなるものです。そんな時こそ、スイミングを初めてみたいと思う人も多く、習い時です。スイミングには健康を増進したり、免疫力アップにつながったり、心肺機能が強化されるなど、メリットはいっぱいあります。最近は子どもに多い猫背予防になるとスイミングスクールに通う子どもも増えているといいます。

 スイミングが楽しい夏こそ、始める絶好の機会ですよ。

 

 

 

 

暑い夏はプールへ!

 夏になると、家族や仲間で、友達とでプールへ行く機会が増えます。とくに猛暑の日は涼しいプールが気持ちいいものです。そして、夏に初めてプールデビューするお子さんも少なくありません。「水は怖い」と思っていた子どもが、夏のプールの気持ちよさに「水は楽しい」ものと考え方を変えることも少ないないようです。

 

 

 

○泳ぐことで免疫力アップ!

 水泳をすると、「風邪が引きにくくなる」とよくいわれます。人は免疫力が低下すると、ウイルスや菌に感染しやすくなるようです。反対に、水泳をすると免疫力がアップするので、風邪など引きにくい体を作ることができるのです。

 なぜ、水泳は免疫力をアップさせることができるのでしょうか?

 それは、水泳が有酸素運動であることが大きいといえます。有酸素運動は呼吸をしながら行うため、体の隅々に新しい空気を取り入れることができるので、免疫細胞が活発化して、免疫力がアップするというわけです。

  プールの水温にも注目してみると、体温より低い30度前後に設定されているところが多く、水の冷たさが皮膚に刺激を与え、自律神経の働きを高めることにつながり、免疫力アップにつながってもいます。

  また、水泳により筋力がアップすると、脂肪が燃焼しやすくなり、基礎代謝が上がるとともに免疫力も上がるからです。

 

 

 

○心肺機能の強化

 水泳は日常生活であまり動かすこのとない筋肉も使います。そのため、陸上とは違った運動効果が期待できます。また、水泳は陸上競技などと違い、呼吸をすることが制限されるため、最大酸素摂取能力がアップし、加えて、全身運動なのでエネルギーの消費が激しく、心臓の機能が上がります。と同時に、必然的に肺の機能アップにもつながり、肺活量も増します。水に入るだけでも効果が期待でき、歩くことから始めてみるといいでしょう。それに、水の特性を利用して陸上では難しかった動きができるのも水泳の魅力です。

 

 

 

○ケガのリスクも少ない

 水泳は水の中でするスポーツです。
水中は浮力の影響で重力が小さくなり、体にかかる負荷量も小さくなるのが特徴です。そのため、捻挫や骨折などのケガが起きにくいといわれています。また、水泳は決められたレーンで一定の方向に泳ぐのが通常です。そのため、人と人が接触することは極めて少ないといえます。衝突しても動作速度は遅いので、大ケガになりにくいかもしれません。ただ、飛び込みなどで地面に体をぶつけたりすることは稀ですが、起こりうるかもしれません。学校などではそのため、プールの飛び込み禁止をしているところもあります。

 

 

 

○子どもにも多い猫背予防に

 最近、増えているのがスマホ猫背。大人だけでなく、子どももスマートフォンやパソコンなどを長時間同じ姿勢で使用する機会が増えたことで、猫背の子どもも増えているといいます。運動不足から猫背を引き起こすこともあります。運動不足で筋肉が衰えて、身体の軸を支えている身体機能が低下してしまうからです。

 猫背になる原因の一つとして「背筋・腹筋の筋力低下」が挙げられますが、水泳では背筋・腹筋を使うため、背筋・腹筋の筋力が強化され、猫背も解消されます。

 

 

 この他にも、水泳にはメリットがいっぱいあります。ダイエットになったり、健康維持につながったり、体力が向上したり….。長年、習い事の上位にあるのもわかります。

 

 実際、この夏から子どもをスイミングスクールに通わせ始めた保護者の方に話を聞いてみました。

「来年春から小学生になる娘には、何か習い事をさせたいと考えていました。6月から真夏のような暑さで、娘をプールに連れていったら、その気持ちよさと楽しさにハマったようで、本人からスイミングスクールに行きたいと言い出しました。泳げるようになれば、小学校に入ってからも自信につながるような気がして、この7月からスイミングスクールに行かせています。まだ1カ月足らずですが、体力がついて来たように感じます。これまでゲームばかりしていた娘で、猫背にならないか気になっていましたが、スイミングスクールに行き出してからは姿勢もよくなった気がします。また、スクールでは水泳の話ができるお友達もできて、親としてはうれしいですね」。

 

 

 

スイミングスクール選びは?

 「スイミングスクールはどこでもいい?」ということは決してありません。

 何が目的で水泳を習うのかをはっきりさせることも重要です。

 そして、ケガや事故がないように監督体制がしっかりしたところを選びたいものです。見学や体験できるスクールがあれば、実際に体験してみるのもいいでしょう。

 

※病院通いもしているお子さんをお持ちなら、主治医の指示を仰いだ上で、水泳に挑戦してください。

※どんな水泳にもいえますが、体調万全でプールに入ってください。不調があれば、水泳をするのはやめましょう。

 

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