ゲロゲロ通信
GEROGERO
水泳での「安全対策」はしっかりと! 準備運動と終わった後の運動もお忘れなく!シリーズ19
シリーズ19:「水泳での「安全対策」はしっかりと!準備運動と終わった後の運動もお忘れなく!」
水泳をみんなで気持ちよく、安全に楽しむためには守らなければならないマナーがいくつかあります。たとえば、足が濡れていれば、普通にプールサイドを歩いていても滑りやすいのに、走ればもっと危なく、転んだときにケガをする可能性があります。また、勝手にプールに飛び込めば、頭を打ったり、泳いでいる人とぶつかったりする危険性があります。また、体の調子が悪いときはお休みしましょう。そして、水泳をする前の準備運動や終わった後の運動もケガを回避するためにもしっかりしておきたいものです。マナーを守り、安全対策も心がけることで、安心して水泳を楽しむことができます。
〇泳ぐ前の注意点は?
①体調は万全ですか?
健康状態が悪いのに、泳ぐのはNGです。睡眠は十分とっていますか?睡眠不足で泳ぐのはNGです。熱は平熱ですか?また、疲れているときは泳ぐのをやめましょう。空腹時や食べてすぐの水泳もNGです。泳ぐ前には、トイレはすませておきましょう。
②あなたの爪は大丈夫?
あなたの爪は伸びていませんか? なぜ、そんな質問と思われたかもしれませんが、実は爪が伸びているとケガをさせたり、自分自身でケガをしたりすることがあるからです。水中では皮膚が柔らかくなるので、爪が伸びていると、相手に接触したときに引っ掻き、ケガをさせる危険性があります。また、自分でも肌を傷つける可能性があります。だから、短く切ってから水に入りましょう。※爪同様に、アクセサリーや時計などでケガをする危険性があり、はずしましょう。
③傷があれば、要注意!
手や指に切り傷のある人は注意が必要です。というのも、水の中に入ると、皮膚がふやけた状態になるので、傷口から出血する可能性があります。傷口のケアをしっかりしておきたいものです。
④シャワーできれいに!
プールに入る前に、体が汚れていれば、シャワーを浴びてきれいになってから入るのも、プールでのマナーです。加えて、プールの水温は一定でも外気温と比べて体感温度は異なることが少なくありません。プール前のシャワーで体を慣らすことも大切です。
⑤準備体操は大事!
水泳だけでなく、どんなスポーツでもまず準備体操(ウォーミングアップ)を行ってください。体を軽く動かすだけで、血液を全身に送ることができ、心肺機能を活発にしてくれます。準備体操をせず、急に水に入ることは体にとって危険です。
〇安全性を考えて、NGな行動とは?
①プールサイドは走らないこと!
水泳時は、水着1枚で無防備なうえに、足の裏がぬれて滑りやすくなっています。歩くだけでも滑りやすいのに、走ることで危険度は増します。他の人にぶつかったり、滑ってこけたりすれば、大ケガのもとです。
②勝手な飛び込みはしないこと!
言うまでもなく、勝手な飛び込みで、ケガをする危険性があります。中には、プールの底で頭を強打し、大きな事故になった人もいます。泳いでいる人とぶつかって、相手にケガを追わせることもあります。絶対に、勝手な飛び込みはやめてください。
③泳ぎっぱなしはNG!
体力に自信があっても、無理は禁物です。定期的に休憩をとることが大切です。
④体調が悪ければ、水中から出ること!
泳いでいる最中に体調が悪くなることもあります。絶対に、水泳では無理をしないことが重要です。気分がすぐれない、体調に異変があれば、プールから出ましょう!
⑤自分勝手な行動もNG!
誰もが気持ちよく使いたいプールです。指導者がいれば、その指示に従いましょう。身勝手な行動は事故につながる危険性があります。回りの人にも気配りする余裕をもちたいものです。
⑥ 水分補給は忘れずに!
水中にいると、あまりのどの渇きを感じないと思います。しかし、水中でも水分は失われていきます。そこで、水泳中も脱水症状にならないように、予防のためにも水分補給するように心がけましょう。
〇プールの後はケアもしっかりと!
①終わった後の運動もお忘れなく!
準備体操も大切ですが、泳ぎ終わった後もしっかり体操(ストレッチなど)をし、体調を整えましょう。
②シャワーを浴びましょう!
プールから上がった後は、シャワーがあれば、シャワーしましょう。また、手洗いやうがいなどもしっかりしましょう。
③体や髪の毛の水分は拭き取りましょう!
体や髪の毛が濡れたままでいると、風邪を引く可能性もあります。水泳後はしっかりと体を拭き、髪の毛は乾かしましょう。