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2021.06.28 コラム

「集中力」「思考力」「空間認知力」など水泳で子どもの「脳」もスクスクと育てたい!シリーズ16

シリーズ16:「集中力」「思考力」「空間認知力」など水泳で子どもの「脳」もスクスクと育てたい!

 「水泳で空間認知力が鍛えられた」とか「子どもの頃に水泳を習っていた東大生が多いらしい」とか「水泳をすれば、賢くなる」とか、そんな声をよく聞きます。確かに、子どもの成長促進だけでなく、水泳は脳の成長にもいい効果を及ぼすといわれています。それは、水泳が脳に刺激を与えることができるスポーツの一つだからです。また、空間認知能力を育てるにも水泳はいいといわれています。脳の活性化にも水泳は適しています。そして、スキャモンの発育曲線によれば、脳や脊髄などの神経系型は出生直後から急激に発育するそうです。幼児期の遊びや運動は脳の成長も促進させるといわれていて、水泳も早い時期から始めるのがよさそうですね。

 

 

水泳は脳の発達にも期待大!

 「スキャモンの発育曲線グラフ」や近年の研究などによれば、子どもの脳は3歳〜5歳までに8割が、その後、6歳までに90%、12歳までにほぼ100%完成するといわれています。

 そして、脳の機能は領域ごとに発達のピークが異なるそうです。運動能力の発達のピークは3歳~5歳です。3歳頃には走ったり、跳んだりできるようになり、4歳になると全身運動ができ、5歳ではそれまでに習得した全身運動が徐々に安定してできるようになっていくとか。6歳になれば、歩く、走る、跳ぶ、泳ぐなどの基礎的な運動能力の発達が顕著です。ということは、幼児期がもっとも「伸びる時期」といえるのではないでしょうか。

 

 

〇「勉強」と「運動」の脳神経回路は同じ?

 近年の研究によれば、学力と運動には密接な関係があるのではないかと考えられるようになってきました。そして、「勉強」と「運動」で使われる脳神経回路は同じ部分が使われているといわれています。つまり、「運動」によって神経回路を増やすことは「勉強」もできるようになるという考え方ができるかもしれませんし、そう考える人も増えています。

 とくに、水泳は呼吸をする必要があるので、「息継ぎをいつすればいいか」などを考える必要があり、前頭葉を効率よく働かせるのに効果的で、「思考力を刺激する」ともいわれています。そのため、水泳は脳のトレーニングにも非常に効果的だと考えられるわけです。

 

〇水泳は「思考力」を鍛える

 水泳をすることによって思考力が鍛えられるといわれています。水中では普通に呼吸することができないため、息継ぎのタイミングや体の動きなどを考えなければなりません。そのため、思考力を司る脳の前頭葉を効率よく働かせられるようになるというのです。

 

〇「空間認知能力」が養われる

 水泳は「空間認知能力」を鍛えることができるといわれています。ちなみに、空間認知能力とは、ものの向きや大きさ、もの同士の位置関係などを素早く正確に認知することができる能力のことをいいます。地図を読んだり、算数の図形問題を解いたりする時には有利といわれる能力も空間認知能力です。

 専門家いわく、水の浮力を使って重力に影響されず自由に体を動かすことは、手足がどんな状態にあるのか、頭の中で三次元的にイメージする力=空間認知能力が自然と養われるそうです。つまり、水泳すること自体が、脳の空間認知能を鍛えることにつながるのです。空間認知能力が向上すれば、「算数などの図形」などが得意になることが証明されているといいます。

 認知能力が発達していく時期は、見たもの、聞いたことをそのまま受け入れることもできるようになっていきます。認知能力の発達段階に経験したことが、勉学の場でも大きな影響を及ぼしていくことになります。

 

〇多くの刺激を受けて脳が活性化

 水中に入るだけで、脳への刺激が始まります。水の感触や流れ、水圧、浮力といったさまざまな情報が脳へ送られ、脳は多くの刺激(情報)を受けて活性化するというのです。  

 また、水中では陸地とは違った環境下におかれます。そのときに活躍するのが体のバランスをコントロールする「小脳」です。小脳は、大脳新皮質や末梢神経から得た情報をもとに平衡感覚を保つ働きがあり、スムーズな運動を可能にするともいわれています。つまり、小脳と大脳新皮質との連携によって脳全体の働きが活発になると考えられます。

 また、浮力や水圧、抵抗がある水の中で体を移動させることにより、全身の筋肉をバランスよく保つように脳に命令していきます。加えて、水中では体温の上昇が抑えられるのも見逃せません。

 

〇脳の発達とともに、体力もアップ

近年、子どもの肥満や、体力低下が問題になっています。水泳は脳を発達させるだけでなく、体力もつくスポーツです。勉強ができるようになるだけでなく、さまざまな能力アップが期待できるのも水泳の魅力です。幼児期は脳の発育だけでなく、運動能力を身につけるいい機会でもあります。水泳は「文武両道」につながるスポーツだともいえます。

 

水泳シーズン真っただ中、小さなお子様も水泳を楽しんでほしい季節です。

 

 

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※どんな水泳にもいえますが、体調万全でプールに入ってください。不調があれば、水泳するのはやめましょう。

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