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2020.12.14 コラム

なぜ、習い事でスイミングは人気なの?シリーズ10

シリーズ10:「なぜ、習い事でスイミングは人気なの?」

 習い事の王道ともいえる「スイミング」。さまざまな習い事がある現在でも、子どもにさせたい習い事としてスイミングをあげる保護者さんが少なくありません。長年にわたり習い事の上位を占めてきたスイミングですが、習うメリットはどこにあるのか、気になりますね。そこで、メリットを中心にその魅力を再考察してみました。

 

 

不動の人気を誇るスイミングのメリットとは?

 

スイミングスクールに通う理由はいっぱいあります。というのも、スイミングすることでいろんなメリットがあるからです。

 たとえば、「基礎体力をつけさせたい」という保護者さんの声が少なくありません。

 「学校プールに抵抗なく参加させたいから」という理由で習わせる保護者さんもいます。なかには、「小児ぜんそくの子どもが改善した」という声もあります。肥満の子どもが増えるなかで「肥満防止にも役立つ」とスイミングスクールを選ぶ人もいます。

 本当に理由はさまざまです。それだけ、スイミングにはメリットがたくさんあるということなのでしょう。

 そこで、子どもの頃からスイミングスクールに通った方がいい理由をあげていきましょう。

 

 

●子ども時代からスイミングをしたらいい11つの理由●

 

①全身運動が効率よくできる

 代表的な有酸素運動の一つスミング。水中での運動なので、足腰に負担がかからず、腕・肩などの筋肉を使い、短時間で高エネルギー消費が期待できるのは魅力です。

 

②ケガのリスクが少ない

 水泳中のケガが少なく、あるとすれば、プールサイトを走っていて転ぶなど、周辺のことが多いので、安心してできるスポーツでもあります。

③体力がつくスポーツ

 水圧によって呼吸筋が鍛えられ、水中では呼吸できないので、短時間で体力がつきやすいといわれています。

④心肺機能がアップする

 水圧によって呼吸筋が鍛えられ、陸上の運動より効率よく心肺機能を鍛えることができます。だから、ぜんそく治療にも効果があるのです。

 

⑤健康になるスポーツ

 昔から泳ぐと「風邪がひきにくくなる」といわれています。とくに、水圧などで呼吸筋が鍛えられることが大きいようです。心臓や肺が丈夫になることで、風邪のひきにくい体を作るのだと思います。また、同時に水の中にいると、皮膚も刺激を受け、鍛えられ、ウイルスに強い肌になっているかもしれません。

 

⑥水への恐怖心が軽減される

 水に対して、恐怖心をもつ子どももいます。そのため、水泳の授業を苦手がったり、お風呂を嫌がったりすることもあります。小さな時からスイミングスクールに通わせていると、水への恐怖心が和らぎ、反対に泳ぐのが楽しくなると、水に入りたくもなります。もしもの時の「水難事故」などがあった際にも、水への恐怖心は少なくしてあげておきたいものです。

 

⑦「泳げない」コンプレックス解消に

 大人になってから「泳げない」というのもいいづらいかもしれません。友達たちに「プールに行こうよ」って誘われて、「泳げないといえずに困った」という大人も少なからずいます。「泳げない」がコンプレックスにならないためにも、お子さんには、子どもの時から泳げるようにしてあげたいですね。

 

⑧自律神経のバランスを保つ

 自律神経のバランスにも効果的だといわれているのが、スイミングです。自律神経とは、自分の体の体温調節に必要な機能ですが、体温より少し低い水温のプールに入ることで、体温を一定にしようと体が働くため、結果的に代謝が上がるそうです。水中にいることで自律神経のバランスが整えられ、リラックス効果を得られるといわれています。

 

⑨頭がよくなる

 スイミングは脳細胞を刺激し、空間認知能が鍛えられるため、能の発達にはいいといわれています。そして、人の脳は3歳までに80%完成するといわれ、12歳までにスイミングを始めた方がいいといわれています。

⑩「癒し」効果絶大

 スイミングをすると、脳から「セロトニン」という物質が出されるそうです。このセロトニンは精神を安定させる役割があり、ストレス解消などにも効果的です。

 

⑪老若男女関係なく続けやすい

 水泳は、生まれたばかりの赤ちゃんをはじめ、お子さんや成人、体力が低下してきた年配層まで、幅広く楽しめる「生涯スポーツ」です。

 

 まだまだ、探せばスイミングのメリットがでてくるかもしれません。いくつになっても始めたいのがスイミングです。皆様もこの機会に、いかがですか?

 

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