ゲロゲロ通信

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2020.11.02 コラム

なぜ、水泳はいいの?シリーズ9

シリーズ9:「美容効果」に大注目!

 

 水泳をしているうちに「ダイエット効果があった」とか、「肌が引き締まった」とか、「美肌になった」とかいう声はたくさん聞こえてきます。また、水泳は全身運動なので「美ボディ」が手に入れやすいというメリットもあります。健康だけでなく、美しくなりたいためにスイミングスクールに通っているという女性も少なくありません。今回は水泳の「美容効果」について、お話させていただきます。

 

 

 水泳が健康にいいという話はこれまでにも何度かしてきました。水泳は理想的な有酸素運動です。普段使用しない筋肉が使われ、全身運動なので、ダイエットやシェイプアップの効果も期待できます。また、水泳をすることで「肌」が健康的になり、ひいては「美肌」につながるという声もたくさんいただきました。

 

 

「水」に入るだけで美肌に!

 水泳や水中ウォーキングは「水」の中でおこないます。ここがポイントなのです。全身が水流にさらされ、体温より低い水との摩擦が生まれると、肌に適度な刺激を与えることになります。これは、マッサージ効果を生むような刺激なのです。毛細血管が心地よく刺激され、肌の血液循環がよくなっていきます。つまり、血行がよくなると、スムーズに酸素や栄養分が血液を通して全身に運ばれていきます。肌にも十分な栄養が行き渡り、美肌効果につながるというわけです。また、発汗と水流によって毛穴の老廃物が流されてもいきますし、そのことでさらに美肌になり、代謝のアップも促されます。

 

 

引き締め効果抜群!

 

 女性にうれしいのは、水の中で運動することで、気になる「むくみ」がとれることがあります。無理して懸命に泳がなくても、水の中で歩くだけでもその効果は十分期待できると思います。それに、プールは深くなればなるほど水圧がかかるので、水中でのウォーキングだけでも足のむくみなどがとれやすいといってもいいでしょう。さらに、泳ぐことで肩甲骨まわり、肩まわり、腕まわりのむくみもとれやすいはずです。女性がよく気にする「二の腕のたるみがとれた」という喜びの声を聞きます。

 

 

気になるセルライトも解消!

 

 腕やお尻、太ももなどに現れるデコボコしたものは「セルライト」と呼ばれるものです。セルライトは、表皮や真皮の下にある皮下組織で作られます。有害ではないようですが、見た目が大いに気になりますよね。老廃物が体に溜まることが原因で起こるといわれ、できるきっかけとなるのが運動不足や冷え、自律神経の乱れ、ホルモンバランスの乱れ、加齢などによる「血行不良」だそうです。このセルライトで悩む女性は少なくありません。一度ついてしまうととるのが難しいといわれています。しかし、水中に入るだけで、圧力が全身にかかり、その圧力を受けながら水中で動くため、マッサージ効果が生まれ、老廃物を排出して、このセルライトを解消することも期待できるといわれています。セルライトを気にする女性にも水泳はおすすめなのです。

 

 

「美ボディ」をゲット!

 

 水泳は有酸素運動の中ではもっとも消費カロリーが高いスポーツの一つです。泳ぐときに腹式呼吸を取り入れると、さらなるカロリー消費が期待でき、腹式呼吸でたくさんの酸素を吸い込めば、有酸素運動の効果をアップさせることにもつながります。そのため、太っていたカラダが自然と引き締まり、肌艶もよくなり、「美ボディ」をゲットしやすくなります。泳がなくても水圧や水流でも自然とカラダが引き締まり、知らず知らずに「美ボディ」に近づいていたということも稀ではありません。

 

 

水泳後のお手入れも重要!

 プールの水といえば、気になるのは「塩素」です。水道水の消毒にも使われている物質で、適量使うことで水の安全性を保つことができています。その塩素はときとして肌荒れを引き起こすことがあるかもしれません。そこで、プールから上がったら、塩素を洗い流すことが大切です。シャワーを浴びたり、肌にぬるま湯を流したりするだけで、簡単に塩素はなくなります。大事なポイントは、ゴシゴシと洗わないこと。塩素や汚れをしっかり落としたいからといってこすりながら洗ってしまうと、弱い肌は逆に傷ついてしまいます。傷つくと肌荒れするのはもちろん、乾燥肌にもなりやすいといわれています。だから、ゴシゴシ洗いは絶対に避けましょうね。また、泳いでいると、肌の表面を覆っている皮脂が洗い流されてしまいます。水泳の後には保湿効果の高いローションなどを使って、スキンケアを心がけてください。

 

 

■自分のペースで無理せずにチャレンジしてくださいね!■

 

 毎回、申し上げているのですが、「美容に効果的」といっても、泳ぎすぎるのは禁物です。どんな場面でも注意したいのは「無理をしないこと」です。体調に不安や違和感を感じたら、その時点で水泳はストップしましょう。そして、体調が回復したら、大いに水泳を楽しんでくださいね。

 

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